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ページタイトル:池田の観光(いらっしゃい池田)

オープニングでもふれましたが、池田市は大阪から20キロとごく近い距離にあります。また、都市部には稀な豊かな自然や古き良き町並み、池田固有の産物などもあって日帰りの旅には丁度よい環境です。また、池田からは、箕面や能勢にもアクセスが簡単です。住宅地や交通の分岐点としての池田を知っている方が多いと思いますが、実は池田には穴場がたくさんあるのです。超有名ではない分、逆にゆっくりとくつろげるのではないでしょうか。
 また、長旅や長距離を移動の際にも大都市大阪・京都を通過するのは大変です。そこで一歩下がってよく考えると、大阪から20キロと近い池田は、使い方によっては交通面でもオフピークを避けて快適に移動できる穴場的存在なのです。例えば旅行やビジネスなどで大阪へ夕方入ろうとすると大変な混雑です。そこで、混雑の少ない池田で一泊し、翌朝は早めに大阪入り(または通過)すれば難なく済みます。
 旅行にもビジネスにも嬉しい(!?)池田です。筆者が独断と偏見で選ぶ「一日観光コース」をご紹介します。では、どうぞごゆっくりお楽しみ下さい。




写真:久安寺庭園久安寺 
Kyuan temple

久安寺は西暦725年(神亀2)、聖武帝勅願で行基の開創。後に1145年(久安元)、近衛帝勅願賢実により中興という古刹です。1595年(文禄4)には、豊臣秀吉も塔中常住院で観月の茶会を催した寺院でもあります。中でも楼門は室町初期の建築といわれ、間口三間、奥行き二間の入母屋造で国の重要文化財に指定されています。また、寺の周辺で産出する茶席用の高級炭、池田炭(菊炭)を、1145年(久安元)〜1870年(明治3)までの725年間、朝廷に献上していたそうです。秀吉の茶会は、その久安寺の「菊炭」と関係があるのかもしれません。
 その他、宝物殿には国指定重要文化財の阿弥陀仏如来座像や市指定涅槃図、縁起絵巻などの多くの寺宝を収蔵しています。また、参道沿いのモミジは、特に有名で季節には多くの見物客が訪れます。久安寺の拝観受け付けでたのめば、抹茶と和菓子のセット(500円)も一年中楽しめますので、あわせてどうぞ。
 曼荼羅の世界を表現した1万平方メートルの虚空園は、地元池田の造園グループの作です。広々とした庭園に四季の花が咲き、楽しめます。久安寺内には随所に趣向を凝らした作庭がされていて風景鑑賞をするのもいいですし、カメラ好きの方は撮影にも好い場所だと思います。
 また、園内に隣接する山を取入れて、1キロ程の山歩きコースがありいろいろと趣向が凝らされています。また、15人程のグループで「観光修行」もできるので(要問い合わせ)挑戦してみてはいかがでしょうか。


池田市伏尾町697 (MAP A-1)
Tel:072-752-1857 Fax:072-754-1554

料金:300円
休館日:なし
開館時間:午前9時〜午後4時
※無料駐車場有り

電車・バス:阪急宝塚線池田駅下車、阪急バス「久安寺」下車。タクシーで15分くらい。
マイカー:阪神高速道路池田線、木部第一号出口下りる。池田市より国道423号線で北へ15分位です。
※詳しくは、マピオンのサイトを参照下さい。所在地は上記を入力。




写真:不死王閣伏尾温泉(不死王閣)
Hushio hotspring

大阪にお住まいの方ならご存知の方も多いかと思いますが、大阪近郊の保養地としてよく知られています。緑に囲まれた静かな場所すが、車で大阪市内から30分、伊丹空港から15分、新大阪駅から30分と便利な所にあります。温泉は天然ラジウム温泉で 庭園露天風呂になっています。(入浴は1500円)また、敷地内を流れる久安寺川では 6月になると天然の源氏ボタルが飛び交い、 夏は川釣りなどが楽しめます。不死王閣は、池田周辺では有名な「ボタン鍋」が楽しめる貴重な存在でもあります。ボタン独特の癖を消す、「特製味噌ダレ」でいただきます。暖まるし、なかなかおいしいのですよ。
 伏尾温泉は、観光地へのへのアクセスも大変便利な立地にあって、中継点としても良い場所にあります。大阪で宿を取ると途中の混雑は大変なものです。池田の周辺ですと混雑はありませんし、余裕をもって計画が立てられるのではないでしょうか。伏尾温泉(池田)から、25キロ程の範囲で近くは箕面・宝塚があり、40〜50キロ圏内では、亀岡の「保津峡の保津川下り」や関西の軽井沢といわれる「るり渓」があります。また、西には日本六古窯のひとつ「立抗焼」(たちくいやき)の里、今田町があります。伏尾温泉(池田周辺)は、使い方によってはオフピークを避けて快適に使える穴場的存在なのです。


池田市伏尾町128-1 不死王閣 (MAP A-1)
TEL:072-751-3540 FAX:072-751-0420

電車・バス:阪急宝塚線「池田駅」下車、阪急バス「伏尾」下車。徒歩スグ。
マイカー:阪神高速道路池田線、木部第一号出口下りる。国道423号線を北へ。新吉田橋を越えてスグ、左側。 10分程です。
※人数が揃えば送迎バスもあるとのことです。
※詳しくは、マピオンのサイトを参照下さい。所在地は上記を入力。




写真:五月山の坑道跡五月山の旧坑道 
The pit in Mt.Satsuki

池田市の五月山はシンボル的存在でもありますが、古くは佐伯山と呼ばれて猪名川、猪名野と共に万葉集に詠まれたりしています。また、五月山山頂に愛宕神社の祠があってここに迦具土神、武甕槌神、佐伯部の祖神(経津主命)を祭っています。池田は現在も五月山一帯に展開していますが、この佐伯部は池田の先住民と言えます。因に日本書記に佐伯部は出てきます。時期的には西暦350年(仁徳天皇38年)頃ということになっています。
 五月山は元々鉱山として目を付けられていたようで、佐伯部もそういう関係かもしれません。猪名川沿いには無数の間歩(=坑道、間歩(マブ)とも言う)があります。主に銅が多く採掘される(た)ようです。その範囲は、兵庫県川辺郡猪名川町、同川西市、大阪府豊能郡能勢町、豊能町、箕面市に及んでいて、東西南北10数キロの範囲と広いものです。この地域には長年に渡って開掘された無数の間歩が今も残っています。五月山の間歩もその中に含まれています。写真のような穴が結構な数見られます。
 中でもこの穴(写真参照)は大きく、直径が2メートル以上はあったでしょうか。深さは恐い位垂直に下へ伸びていて、写真を撮る時もちょっと緊張して撮りました。
 もしかすると、1578年(天正6)荒木摂津守村重が織田信長に謀反を起しますが、これはこういった摂津の豊富な鉱物の産出を見越したものもあったかも知れません。これは個人的考えではありますが...。

 地質の研究をされている方にお聞きすると、大平洋戦争中にもこういった鉱物の調査がされていたようだと話してくれました。(しかし、まだこの五月山の鉱山開発については、いつ頃何をという詳しい事はわかっていません)この間歩は、五月山のかなり奥に入って行くのですが、途中にも精錬所跡と言われる所や大小の間歩が沢山残っています。

 しかし、ここまで行くには道なき道を行きますので、この付近の地理に詳しい方と一緒で超健脚の方以外はオススメできません。オススメできないというか危険ですので、もしも入山される方は、万全の体制で望んで下さい。
 行けない所を紹介してすいません。


池田市畑3丁目 (MAP B-2)

電車・バス:阪急宝塚線「池田駅」下車、阪急バス「東畑」下車。徒歩スグ。
マイカー:阪神高速道路池田線、木部第一号出口下りる。国道176号線を池田駅方面へ。さくら通りから箕面・池田線へ、15分程です。
※駐車場がありませんので自家用車はご注意下さい。
※詳しくは、マピオンのサイトを参照下さい。所在地は上記を入力。




写真:五月山からの眺望五月山と周辺
Mt. Satsuki

五月山は、池田市のシンボル的存在でもあります。五月山から北部はいわゆる丹波地帯の南端地域で、そのおかげで都心部には珍しく豊かな自然を残しています。蝶を例にあげると、五月山を中心として80種を超える蝶が生息していると言われています。日本産の蝶は232種類と言われていますから、五月山(池田)ではその1/3以上を確認できることになります。この事を見ても都市圏には珍しい豊かな環境を持つ事がおわかり頂けると思います。
 また、五月山はあまり高い山ではないので、ハイキングには手頃な山として人気があります。7つのハイキングコースがつくられていて、気軽にコースを選んで楽しめます。登っていると結構ご年配の方や小さな子供をつれた家族連れとすれ違ったりします。コースの随所に展望台がつくられていて絶景を楽しめます。五月山からは東南方向に視界が開けているため、元旦の「御来光」の時には穴場的存在になっています。
 その他五月山公園や五月山動物園、池田市緑のセンター、五月山児童文化センターなどは無料で解放されていて、週末には賑わいを見せています。また、動物園には池田市のマスコット「ウォンバット」や、他にも「ワラビー」などの珍しい動物がいて、可愛い姿をみることができます。子供達には大人気です。
 また、車でも五月山を楽しむ事ができます。五月山ドライブウェイ(往復300円)があって愛宕神社や日の丸展望台へ行くことができます。展望台からは晴れていれば大阪湾も望むことができて、大阪(伊丹)空港もすぐ近くに見えます。お弁当を持ってピクニックにはいいスポットです。おもいおもいに五月山をお楽しみ下さい。


池田市綾羽(MAP B-3)

電車・バス:阪急宝塚線「池田駅」下車、歩いて15分。
マイカー:阪神高速道路池田線、川西・小花出口下りる。国道176号線から国道173号線、箕面池田線を経て五月山へ。五月山へは案内標識が出ています。
※池田駅から歩いて10分程です。
※詳しくは、マピオンのサイトを参照下さい。所在地は上記を入力。




写真:阪神高速池田線のビックハープビッグハープと猪名川
Big harp & Ina river

新猪名川大橋の愛称でビッグハープという名前は、池田市・川西市両青年会議所が募集した公募作の中からつけられた名前です。ビックハープはコンクリート橋では国内最大の斜張橋だそうで、全体の長さ400メートルを支える主塔は高さ90メートルです。主塔から伸びた56本のケーブルが全体を吊り上げるかたちになっています。(こんな所に日本一!)名前の由来は、その姿がハープのように見えるのでこの名前がつけられました。ビックハープは阪神高速道路大阪池田延伸線の一部で、途中猪名川を渡すのに建設されました。
 その延伸線開通で、池田市内を通る国道176号線の慢性的な渋滞は緩和されて、以前よりスムーズに車が流れるようになりました。同国道は池田市の他、箕面市、川西市、豊能町、能勢町、猪名川町のベットタウンに住む住人が殆ど176号線を使うので渋滞はとてもひどいものでした。今はウィークエンドの北摂観光地も楽になりました。
 延伸線建設の一貫で高速の出口周辺の道路や橋も一新されて、ビックハープの下流に架かる呉服橋も拡張されました。歩道にはバルコニーがついて、ここからは猪名川に浮かぶ五月山とビックハープを絶妙な配置で見ることができます。橋から猪名川沿いに降りることできますので、散歩や読書にはとてもいい河川敷です。休日にはみなさん、おもいおもいに楽しんでいます。


池田市新町(MAP A-3)

電車・バス:阪急宝塚線「池田駅」下車、徒歩10分。
マイカー:阪神高速道路池田線、川西・小花出口スグ。または、国道176号線を川西方面へ。呉服橋附近です。
※詳しくは、マピオンのサイトを参照下さい。所在地は上記を入力。




写真:がんがら火祭がんがら火祭り
The Gangara festival

池田市は城山地区に伝わり、1644年(正保元)頃から始められた伝統的な祭りです。毎年8月24日の夜、五月山には「大」・「大一」の文字火が、また市中には高さ4メートルの大松明と子供松明が繰り出します。北摂を代表する祭りで、池田市の無形民族文化財に指定されています。
 この祭りを受け継いでいる城山町は昔、甲ヶ谷町(こかだにちょう)と呼ばれた所で、ここには大工職人が多く住んでいました。池田の旧町では昔度々大火があったのですが、その何れも甲ヶ谷町は難を逃れたそうです。そう言った因果からこの祭りが起こったとも、愛宕神に関係するとも言われて説は色々とありますが、何れも「火」に関係している事は確かなようです。しかし、なぜ「がんがら」と言うかというと行進の時にかき鳴らす鉦など(昔は鉦以外もならしていたらしい)が「がんがら、がんがら」と聞こえたからだそうです。
 それにしても、大阪の地方都市には「岸和田のだんじり」などがよく目立っていますが、北大阪の池田にもこんな伝統的な火祭りが残っています。大きな松明に火をつけて市中を歩くというのは、ちょっと他には見れない祭りではないでしょうか?近くで見るとその勇壮さがよくわかります。是非当日、ライブでご覧下さい。

※今の所、残念ながらがんがら火に関する施設はありませんが、和菓子やうどん、ラーメンなどがんがらと名の付くものが市内のお店で楽しめます。 


池田市栄本町3118 がんがら火保存会(MAP B-4)
http://www.gangara.gr.jp

電車・バス:阪急宝塚線「池田駅」下車、徒歩10分くらい。
マイカー:阪神高速道路池田線、川西・小花出口下りる。国道176号線から池田市役所通りを経由し五月山方面へ。池田職安北側。
※旧市街を中心に行われますので道路が狭く車での通行が困難です。
※詳しくは、マピオンのサイトを参照下さい。所在地は上記を入力。




写真:逸翁美術館逸翁美術館
Itsuo art museum

逸翁美術館は、小林一三翁(1873〜1957)の雅号をとって館名とし、1957年10月に開館しました。小林氏は、池田を愛してこの地に住みましたが、1957年に急逝されたため、御遺族がその遺志を継ぎ、氏の邸宅をそのまま美術館として一般に公開されました。
 小林氏は山梨県韮崎市出身で明治から昭和の実業界で活躍して、阪急電鉄をはじめ、阪急百貨店、東宝などの阪急東宝グループを起こした創始者です。また、その力量は、商工大臣・国務大臣復興院総裁等を任命されるに至ります。小林氏は生前から芸術や文化に対する深い理解者で、宝塚劇団の創設と演劇・映画における芸術活動、「小林一三全集」をはじめとした多数の著述、また、茶道においても大乗茶道の提唱と文化活動に積極的な貢献をしていきます。
 逸翁コレクションは、小林氏が二十代から収集した美術品が数千点(現在5,000点)にも及び、中には、重要文化財15点、重要美術品19点も含まれています。重要文化財では、桃山時代に狩野光信によって描かれた「豊臣秀吉画」や与謝蕪村筆の「奥の細道画巻」などが有ります。また、コレクション中の池田出身の画家、「呉春」の収蔵品は日本随一といわれています。
 小林氏は、自身の住まいである池田市ゆかりの文人・画人にも興味を持ち、熱心に収集もされていたようです。逸翁美術館は、古今東西のいいところを取り入れてつくられ、巧みにデザインされた建物や庭は静かで気品があって美術館としてはぴったりです。同美術館では、年に4〜5回展示品が入れ替えられます。美術品の鑑賞と庭園や建築物も鑑賞できる貴重な美術館です。


池田市建石町7-17 逸翁美術館(MAP B-3)
TEL:072-751-3865

料金:大人500円 高校生以上300円 中学生以下100円
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は開館で火曜日が休館)/年末年始と展示替え時期
開館時間:午前10時〜午後4時30分(入館は午後4時まで)
※無料駐車場有り

電車・バス:阪急宝塚線「池田駅」下車、徒歩10分くらい。
マイカー:阪神高速道路池田線、川西・小花出口下りる。国道176号線から池田市役所通りを経由し五月山方面へ。回生病院から東へスグ。
※詳しくは、マピオンのサイトを参照下さい。所在地は上記を入力。




写真:池田文庫写真池田文庫
Ikeda library

池田文庫は、阪急電鉄創始者である小林一三翁(1873〜1957)の地方文化事業の一貫で1949年(昭和24)に開館しました。池田文庫は、大正4年に宝塚新温泉内に設けられた図書室が、昭和7年に演劇・文学等を中心とした宝塚文芸図書館となります。その後を受け継いで池田文庫になりました。現在の建物は昭和58年に建てられたもので、白壁にレンガ造りの建物は変わった印象を受けます。敷地内には、歴史的な石灯篭が配されて、茶室もあったりします。
 肝心の池田文庫の収蔵図書ですが、その数11万冊におよび、宝塚歌劇団に関するものはもちろん、映画・演劇・美術・文学関連のものが多数所蔵されています。やはり、「宝塚歌劇」に関するものは日本一の所蔵量を誇るそうです。
 明治末からの演劇ポスターや芝居錦絵、歌舞伎関連の資料なども充実しています。それらは年に3〜4回テーマを決めて収蔵品を展示し、講演も行っています。残念ながら本の貸し出しはやっていませんが、落ち着いたいい雰囲気の中でたまには読書でもいかがですか?


池田市栄本町12-1 池田文庫(MAP B-4)
TEL:072-751-3815

料金:無料
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は開館で火曜日が休館)と第一水曜日 / 年末年始
※無料駐車場有り

電車・バス:阪急宝塚線「池田駅」下車、徒歩10分。
マイカー:阪神高速道路池田線、川西・小花出口下りる。国道176号線を市役所通りに乗り換えて五月山方面へ。突き当たりのすぐ右の白壁の建物が池田文庫です。
※詳しくは、マピオンのサイトを参照下さい。所在地は上記を入力。




写真:池田市さくら通りさくら通り
The sakura street

この桜通りにはかつて桜が植わっていたのですが、今はコブシが彩りを添えてくれています。この通りは戦中、空襲などに備えて道が広げられた名残りです。また、五月山に向かうにもこの道路を使いますのでシーズン中には大変混雑します。また、池田の風物詩、がんがら火の大松明もここを行進して行きます。
 そんな、道路の両脇に、写真のような石の芸術作品が置かれ、直接触れることができるようになっています。池田市では、「石の道・いけだ彫刻シンポジウム」という企画を継続しており、この桜通りに限らず市内全域でこのような石の芸術作品が見られます。彫刻めぐりというパンフレットも出されており、それを片手に芸術に浸っても一興ではないでしょうか?最近は時々作品に触れて感じるという趣向も見られますが、でもまだ美術館の中で作品に触れる機会が少ないので、池田でその体験ができるのは貴重とも言えます。
 私もそういうデザインの勉強をしたので、いつも芸術作品はただ置いてあるだけでは無駄だと考えていました。そういう意味で、これはとても良い環境だと考えています。豊かな情操を育てるために大人も子供もどんどん利用すればいいと思います。「なんでこんなカタチにしたんやろな」、「ほんまやな」などと気軽に芸術を楽しんで下さい。


池田市菅原町から北へ(MAP B-4)

電車・バス:阪急宝塚線「池田駅」下車スグ。
マイカー:阪神高速池田線、川西・小花出口下りる。国道176号線を池田方面へ。小花出口から5分程で池田駅前です。駅前からはスグです。
※詳しくは、マピオンのサイトを参照下さい。所在地は上記を入力。




写真:阪急池田駅前池田駅前
Around ikeda station

池田駅前は、1943年(明治43)の箕面有馬電気軌道(現阪急電鉄)が開通し、以後この附近が池田の中心地となって開けます。更に駅の南側の室町に日本初の建売住宅が200戸売り出されてからは、それまで駅より北側にあった中心地(本町、新町、綾羽町)も南に移ります。更に、昭和になって産業道路(現国道176号線)が駅前を通り、次第に都市機能が駅前に集中していきます。しかし、戦前までは、時代劇の撮影を池田駅周辺でやっていたとかで、その頃は池田も大変のどかな田園都市だったようです。今では想像もつかないことです。
 現在は、近代的な駅ビルや大型店鋪、銀行などが立並んでいます。が、しかし街は新しくなっても個性的な昔ながらの店もたくさん残っています。シーズン中(10月中旬から3月末)にしか店を開けないコダワリの店、カキ料理の「かき峰」も池田の駅前に有ります。開店中には連日遠方からのお客さんて賑わっています。
 また、池田には映画館が3つもあってヒット作もゆったり見ることもできるのです。池田駅を北へ、国道176号線を渡ると五月山や旧市街にも通じる栄町商店街のアーケード通りとなって、飲食店なども多くあります。五月山に登った後も買い物の後にも、ちょっと一息つくにはいいかもしれません。高級ブランド品の店はありませんが、お店の人と対話しながら買い物ができる、そんな雰囲気のお店が多いです。


池田市満寿美町(MAP B-4)

電車・バス:阪急宝塚線「池田駅」下車スグ。
マイカー:阪神高速池田線、川西・小花出口下りる。国道176号線を池田方面へ。小花出口から5分程で池田駅前です。(駅の紹介なのに蛇足な項目ですが。)
※詳しくは、マピオンのサイトを参照下さい。所在地は上記を入力。




写真:インスタントラーメン発明記念館インスタントラーメン発明記念館
The Instant Ramen Museum

有名なチキンラーメンは、現日清食品会長である安藤氏によって研究、実用化されました。それがこの池田市で行われていたのです。今や社会的にも、個人の日常生活にも馴染みの深い食品ですが、その第一号は1958年(昭和33)8月25日に小さな研究小屋から生まれました。私も今まで即席麺には大変お世話になっていますが、その発祥がこんな身近にあったとは感激です。
 こちらの記念館では、その開発の様子、即席麺の歴史などわかりやすく紹介されています。懐かしの商品や当時の販売機の展示、また、映像や音でその歴史を紹介してくれます。ひとつのモノを発明するのは大変だと思いますが、それを維持、発展させるのは違う大変さというか、もっと大変だろうと思います。色々な事を感じる記念館です。また、事前申込みをすれば、有料(大人(中学生以上)一人300円、小学生以下無料)にて「チキンラーメン」を作れる体験教室もあります。できたラーメンは持ち帰って味わう事ができます。自分で一から作ると、♪「すぐ 美味しい 凄く 美味しい〜」が、「すぐ 美味しい エライ 美味しい〜」ということになるのではないでしょうか。また、有料ですが1Fに試食コーナーがあって、様々なラーメンを食べる事ができます。何人かで来られる時には、各々違うものを頼んで皆で分け合うと楽しいかも知れませんね。


池田市満寿美町8-25(MAP B-4)
TEL:072-752-0825

料金:無料(体験コーナー:大人(中学以上)300円、小学生以下無料)
休館日:毎週火曜日(火曜日が祝日・振替休日の場合は開館で翌日休館)
※無料駐車場若干


電車・バス:阪急宝塚線「池田駅」下車、徒歩5〜6分。
マイカー:阪神高速道路池田線、川西・小花出口を池田駅前へ。
※詳しくは、マピオンのサイトを参照下さい。所在地は上記を入力。




写真:石橋商店街石橋商店街
Ishibashi mall

この辺りには、大型店鋪がなく、昔ながらの個人商店が軒を連ねて大変活気のある商店街です。箕面川を渡る赤い橋を通って商店街入って行きます。石橋はその昔、西国街道の要所で古地図にも石橋はちゃんと載っています。徳川時代に西国街道は、大名の参勤交代に使われていた道で、国の幹線道路でもあった為に、人馬の往来も多かった道路でした。こういう由緒を聞くと、いつもの道がなんだか違って見えてきます。また、西国街道上の「石橋」は、あの仮名手本忠臣蔵の五段目、第一節にも登場します。「石橋」という地名は、真ん中に穴の空いた石の橋が西国街道と能勢街道の交差する町の入口にあたりに掛けてあったために、その名がついたそうです。
 昔の話しはこの位にして、現在の石橋ですが、阪急宝塚線を降りればすぐ商店街に突入します。商店街の中に駅があるような気がしないでもありません。付近には、大阪大学のキャンパスや大阪府立の園芸高校、宣真学園等の学校があり、学生も多くて活気にあふれています。老いも若きもひとつ所を共有しているというのは、ある意味で今となっては貴重だと思います。
 石橋商店街には、なんと創業明治30年という老舗のおそば屋さんや今も手練りでがんばっておられる蒲鉾屋さんなどがあって個性いっぱいの商店街です。余談ですが、夜、阪急電車で石橋駅に停車して扉が開くと「焼き鳥」のいい臭いがしてきて、お腹が減っているととても辛いのです。石橋は「ちょっと一杯」の焼き鳥屋さんが多い所でもあります。


池田市石橋(MAP C-4)

電車・バス:阪急宝塚線「石橋駅」下車スグ。
マイカー:阪神高速道路池田線、大阪空港出口下りる。宮ノ前東畑線を北へ。住吉交差点を旧国道171号線にとり東へ500mくらいです。
※詳しくは、マピオンのサイトを参照下さい。所在地は上記を入力。




写真:伊丹空港大阪(伊丹)空港
Osaka(Itami) airport

大阪空港は「大阪第二飛行場」として現在の地(兵庫県伊丹市)に1938年(昭和13)9月に完成しました。大阪空港は伊丹市に建設された事から伊丹飛行場とも呼ばれていました。現在でも伊丹空港と呼ぶ人も多い(ほとんどか!?)です。建設当初の空港面積は53万平方メートルで滑走路は680メートルのものと、もう一本45度の角度で交わった東北から西南に走る830メートルの二本で構成されていました。その後、航空機の急激な発達にともなって空港の拡張工事が毎年の様に行なわれます。終戦時には、当初の三倍以上の185万平方メートルの大規模な飛行場となっていました。戦時中は海軍航空隊 電撃隊 第7戦隊の基地となっていました。
 1945年(昭和20)9月、伊丹飛行場は占領軍に接収され以来12年余り「イタミ・エア・ベース」として使用されます。1958年(昭和33)3月18日に米軍から全面返還され、名前も「大阪空港」となります。翌年7月第一種空港として開港します。空港面積は317万平方キロメートルとなり、1970年(昭和45)には主滑走路の西側に3000メートル級のものが一本増設されて現在の設備体制となります。1995年まで国際空港として西日本の航空運輸の中心的空港でしたが、大阪湾の南郊に建設された「関西国際空港」の開港で、大阪空港は国内便のみの離発着となりました。
 以前のような活気はなくなってしまいましたが、余剰地をアミューズメント施設(ラ・ソーラ)として活用すべく整備が進められています。今後の大阪空港はどんな風になるのか、興味津々です。


池田市空港 空港総合案内(MAP C-5)
TEL:06-6856-6781

電車・バス:阪急宝塚線「蛍池」からモノレールで大阪空港へ。
マイカー:阪神高速道路池田線、大阪空港出口。また、国道176号線から「空港入口」交差点を西へスグ。
※詳しくは、マピオンのサイトを参照下さい。所在地は上記を入力。




写真:猪名川運動公園猪名川運動公園
Ina riverside park

公園は、猪名川沿いに約1.5キロ続き、イベントやスポーツ振興に使われています。また、散歩やサイクリングを楽しむ事もできるように道もつくられています。週末にはサッカーや野球などいろんなスポーツを楽しむ人が集まります。 また、毎年春には「池田猪名川マラソン大会」や「トムソーヤワールドin池田」が催されています。マラソンは最長10キロのコースを春の爽やかな陽気の下、快走します。トムソーヤワールドは、小中学生を中心に水や緑に親しんでもらう、アウトドアスポーツの祭典です。熱気球体験ができたり、カヌー、パラグライダー、フリークライミングも体験できます。スポーツばかりかと思えば、「縁日コーナー」があったり、「ぶら下がりがまん大会」があったりと大人も子供も楽しめる催しになっています。これらは事前に申し込んでの参加になっていますが、毎回大盛況です。見ているだけでも結構楽しめます。
 更に、夏にもイベントがあって、花火大会や猪名川フェスティバルもここで行われます。フェスティバルは毎回海外の有名アーティストを招いて野外ライブが行われます。


池田市桃園2-1782-1 猪名川運動公園管理事務所(MAP B-5)
TEL:072-753-8848

電車・バス:阪急宝塚線「池田駅」下車、阪急バス「呉服町」下車、徒歩10分。ダイハツ工業工場の西側にあります。「池田駅」から一、猪名川に出て川沿いを歩かれても、全行程は20分くらいです。
マイカー:国道176号線から池田・伊丹線へ。池田電話局前交差点を西へ800mほどです。
※週末は車が込み合いますのでご注意下さい。



参考連絡先:

池田市観光協会HP
大阪府池田市栄町1-1 財団法人 いけだ市民文化振興財団内
TEL:072-750-3333 FAX:072-750-3330


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